さて、意外とマーケターというのは見込み客の性質について無頓着なものです。確かにおおまかな情報でも集客や販売はできます。特にリスティング広告なんかはコントロールが簡単ですから、ひとまずキーワードを出稿してみて反応を見るなんてことも容易ですね。

でも、よりマーケティングの質を良くするためには顧客調査は絶対に必要です。調査を怠ったがゆえに、集客に使う媒体が最適でなかったり、コピーの内容が不十分だったりする場合が大いにあるのです。


あなたの見込み客が普段どんなメディアに接しているか。どんなコピーの書き方なら一番反応してくれるか。そんな問いに明確に答えられるマーケターは意外と少ないのです。


そこで、見込み客のことを知るもっとも簡単な方法をお伝えします。

その方法は至極単純。既存顧客にいろいろ訪ねればよいのです。

「なんだ、そんなこと?」と思われるかもしれませんが、
これは結構やっていない方が多いです。


例えば、普段どんなメディアに接しているか。見ている雑誌 は、ウェブサイトは?
なんで自社商品を使ってくれているのか。競合と比べてどんなとこが好ましい?買うときに不安だったことは?今もっている不満 は?


そう、「既存顧客の性質=見込み客の性質」であることは明確なのです。既存顧客がどんな人たちなのかを知れば、見込み客がど んな人なのかも把握できます。

あなたはどんなメディアに広告を出せばいいかわかりますし、コピーを書く上で注意すべき点も理解できるで しょう。


既存顧客は何らかの好ましい理由であなたの商品を使っているのです。あなたのマーケティング施策の改善に協力的な顧客を 見つけましょう。そして、今すぐインタビューをするのです。どんなシーンであなたの商品を使っているかウォッチしましょう。

そこで得た情 報が、集客、販売の改善に大きく寄与するのです。



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    Yoshihiro Mashiyama

    広告、セールスプロモーション、コピーライティングなどを経験。リスティング、ウェブバナー、印刷広告、DM、FAXDM、メルマガなど、あらゆるダイレクトレスポンス媒体を用いてマーケティングを行う。

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