いつの時代も人気の集客方法というものがあります。

一昔前はウェブバナー広告、メルマガといったものが人気でした。もう少したつと、リスティングが画期的だとして、人気に火がつきました。ウェブ2.0が本格化すると、ソーシャルメディアを使った集客(一見すると無料の・・・)が人気になりました。

現在はPR(パブリックリレーションズ)に関する書籍が増えていますね。Twitterの流行でソーシャルメディアマーケティングの人気も再燃しています。費用をかけずに・・・という特徴が、世相を反映しているのかもしれません。


さて、その時々で人気の集客方法がありますが、どれが1つに偏重するというのは本来は危険なことです。
集客は投資活動と同じです。1万円の広告で2万円の売上をあげる。そのような活動を通して、ビジネスを拡大しています。

投資ではよくポートフォリオを組めといわれます。国内株ばかりではなく海外株も持ち、あわせて国債も買う。そうすれば仮に国内株が暴落したとしても、他の投資商品によってリカバリできるからです。


これは集客活動も同様で、1つの方法・媒体ばかりに頼るのはリスクが高いのです。仮にコンバージョンのうち8割がリスティング、残りが他の広告から発生しているとしましょう。広告予算のすべてをリスティングに注ぎ込んで一点突破したくなるかもしれません。

が、広告は常に競合他社の影響を受けます。資本を持った競合が高い入札価格で迫ってきたら・・・ 8割を稼いでいたリスティングはパフォーマンスが急減し、コンバージョンも減ってしまうでしょう。もしくはyahooやgoogleが広告出稿に関するポリシーを変えたら・・・ 考えるだけでも恐ろしいですね。


だから、リスティングのパフォーマンスが圧倒的に高いうちに、他の集客手法にも投資をしておくのです。SEO、ウェブバナー、メルマガ、DMなど、許容のコンバージョン単価内で獲得できる方法を複数確立しておくのです。


このとき、ポートフォリオは獲得できるコンバージョン数(ボリューム)×コンバージョン単価の2軸の考えが良いでしょう。低単価でたくさん獲得できる手法はまさにスターです。低単価で安定的に獲得できる手法は金のなる木、高単価でボリュームも獲得できないのは負け犬として考えましょう。


あなたはいくつの得意な集客手法を持っていますか?媒体は年々増え続けています。いろいろとチャレンジしてみましょう。



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    Yoshihiro Mashiyama

    広告、セールスプロモーション、コピーライティングなどを経験。リスティング、ウェブバナー、印刷広告、DM、FAXDM、メルマガなど、あらゆるダイレクトレスポンス媒体を用いてマーケティングを行う。

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