徐々にソーシャルメディアの存在感が高くなってきました。

米国ではネットユーザーのFacebook利用時間がGoogleを超えたと言われています。日本でもTwitterをはじめ、モバゲー、Gree、その他もろもろのアバター型のアプリが人気を高めています。
■情報の集め方が変わった

いままでは検索を中心とした情報収集が基本です。しかし、今後はソーシャルメディアからの情報収集にシフトして行くでしょう。

ソーシャルメディア中心の情報集めとはずばり、検索エンジンからではなく、"自分の信頼出来る人たち"から情報を集めるということです。

例えばいまは、美味しいレストランを見つけたいとき、ネットで評判の良いところを検索していました。しかし、実際のところ味覚や雰囲気の感じ方は人それぞれということもあり、必ずしも信頼できるとはかぎりません。

でも、いまは食べログで信頼できるグルメユーザーを探せる時代です。自分に近い味覚を持ったグルメな人を見つければ、その人のレビューを追いかけることで自分にあった店が探せるのです。

今後はあらゆる分野で同様の現象が起きるでしょう。


■信頼できる情報発信者と気軽に繋がれる時代

ソーシャルメディアの発展により、信頼できる情報発信者と繋がることは、より簡単になるでしょう。特にTwitterは自分好みのユーザーに一方的に繋がりを持てるツールです。

ウェブマーケティングに詳しい人をフォローしておけば、ウェブマーケティングの情報が自然と集まってきます。業界ニュース、ブログ、最新のプレスリリースも集まります。自分から検索やRSSを駆使して探すよりも、ずっと気軽に質の高い情報が探せるのです。

今後、Facebookの人気が高まれば、細かなところで変化は出てくるでしょう。しかし、大きな流れはもう変わりません。


■それでは、マーケティングはどう変わるか?

情報収集の場が検索からソーシャルメディアへ移行してきています。自分の信頼できる情報発信者、すなわちエキスパートから気軽に情報を受け取れるようになるのです。

これだけでも、マーケティングにどんな変化がもたらされるか、その変化の大きさを想像できるのではないでしょうか。では、具体的にどんな変化が起こることが予想されるか。次回、細かくお伝えしたいと思います。



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    Yoshihiro Mashiyama

    広告、セールスプロモーション、コピーライティングなどを経験。リスティング、ウェブバナー、印刷広告、DM、FAXDM、メルマガなど、あらゆるダイレクトレスポンス媒体を用いてマーケティングを行う。

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