マーケターは毎日新しいアイデアを求めています。

あなたもそうではないでしょうか?サイトへのアクセスを増やすには?コンバージョン率をあげるには?DMの反応率をあげるには…?毎日毎日考えて、万策つきたと感じることがあったかもしれません。でも一方では売り上げを上げなければいけない。多くの方はそんなプレッシャーの中で悩み抜いているでしょう。

そこで、今回はマーケティングアイデアを簡単に出す方法について書きたいと思います。
■ゼロから考えることの愚かさ

ときにマーケターはクリエイティブであろうとしてしまいます。他社がやったことがないプロモーションをしたい…  日本初の試みをしてみたい…   最新のデバイスやメディアを使ってみたい…。

しかし、そう言った試みは初めてが故に考えることも難しければ、実行することも難しく、さらには成功することも非常に難しい。多くに試行錯誤を重ねなければいけないでしょう。のんびり成功するのを待っている暇はありませんから、もっと確実に勝つ方法を見つけなければいけません。

■勝率の高いアイデア

そこでオススメするのは、他社の成功事例をコピーすることです。必ずしも競合である必要はありません。

参考になると思う施策があれば、他業界で使われているアイデアだとしても、自分の業界向けにカスタマイズしてしまえば良いだけです。

例えば、家に目に止まるDMが届いていたら、なぜ目に止まるのかじっくり考えて、その要素を転用してしまえば良いのです。良いウェブデザインがあれば参考にすれば良いですし、目立つバナーがあればその要素を転用します。

美容、教材、ペット、人材などに業界は広告合戦が激しいですから、そこをベンチマークするのも良いでしょう。また自商品と近いポジショニング戦略をとっている商品のプロモーションを参考にするのも効果的です。

(例えばあなたが低価格戦略の商品を扱っているとしたら、同じく低価格戦略の商品のプロモーションを参考にできます)


■ウェブマーケティングはベンチマークしやすい

ウェブマーケティングはベンチマークしやすいです。これは非常にありがたいことだと思います。

リスティングでどんな広告文を使っているか、検索すればすぐにわかります。ウェブサイトを見ればデザインでこだわっているところも見えます。ソースをみればどんなマーケティングツールを使っているか見ることもできます。

他社がずっと続けているマーケティングがあれば、それは効果があったと見ても良いでしょう(単なる怠慢で無ければ)。参考になる会社のマーケティングを継続的にウォッチすれば良いのです。

■それでも100パーセントの成功はない

もちろん、必ずしもうまく行くとは限りません。しかし、自分でゼロから考えるよりはずっと、スピードも速く、成功率も高いのです。

他社のマーケティングなんて、うちの業界には通用しないよ」という考えはいますぐ捨てましょう。自分だけ特別という考えは足枷になってしまいます。

世の中にオリジナルのビジネス、オリジナルの商品というのは非常に少ないものです。その事実からも、真似ることの効果を想像できるのではないでしょうか。



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    Author

    Yoshihiro Mashiyama

    広告、セールスプロモーション、コピーライティングなどを経験。リスティング、ウェブバナー、印刷広告、DM、FAXDM、メルマガなど、あらゆるダイレクトレスポンス媒体を用いてマーケティングを行う。

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