これは非常にシンプルですが、強力な質問です。

数ある類似商品(競合商品)の中で、お客様は大事なお金を使って"なぜあなたの商品を買わなければいけないのか?"

他社商品との差別化は広告コピーにおいても重要なことです。
類似商品と何が違うかは、あなたの商品・商売の存在意義でもあります。他社と比べて何が優れているかはコピーでもしっかりと伝えなければいけません。


当たり前のことに思えるかもしれませんが、これを怠っている企業はとても多いのです。


・例えばmp3プレイヤーで容量が64GBあるなら、64GBあるという特徴だけで伝えるのではなく「他社製品よりも多くの曲を持ち運べます。いちいち消す必要はありません。」と伝えられます。

・ノートPCの駆動時間が10時間あるなら、「他社平均の3,4倍は電池が持ちます。出張中も安心」と伝えられます。

・軽自動車なら単に燃費が良いと書くよりも、「燃費が普通自動車よりよく、年間で○○円お得」と書いたほうが良いのです。


多くの商品は特徴までは書きますが、どう他より優れているかまでは書きません。見込み客は多くの類似商品に囲まれています。どの商品を買うか迷います。もし決めてなければ一番安いもの、もしくは一番有名な商品を買ってしまうでしょう。

あなたの商品を購買する理由が無いといけないのです。買うときに自分自身を納得させる理由がほしいのです。


もし、あなたが商品の宣伝をするとき特徴しか伝えていないのであれば、その特徴が他の類似商品に比べてどれほど際立っているのかを伝えましょう。そして、その特徴がどんな効用を生むのかを明確に伝えましょう。



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    Yoshihiro Mashiyama

    広告、セールスプロモーション、コピーライティングなどを経験。リスティング、ウェブバナー、印刷広告、DM、FAXDM、メルマガなど、あらゆるダイレクトレスポンス媒体を用いてマーケティングを行う。

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