他社と同じマーケティングをしていませんか?リスティング広告も3年、5年前はそれほどメジャーではなかったものの、今ではすっかり当たり前になりました。昔は安く入札できたキーワードも高額になっています。

他社をベンチマークしてマーケティングをするのも大事かもしれませんが、そればかりでは過当競争に陥るかもしれません。
AdWordsのコンテンツターゲットやヤフーのインタレストマッチも、最初は競合が少なかったです。しかし、今となっては競争が厳しくなりました。より高度な広告運用テクニックを求められ、それでもコンバージョン単価は上がっているでしょう。

他社と同じマーケティングをすれば、テクニックで優位性があったとしても、やはり競争を強いられるのです。競争が激しくなれば、顧客獲得にかかるコストは上がります。


それを回避するには競合と違うマーケティングを行うことです。例えばAdWordsは新商材をどんどん追加しています。YouTubeの動画上に広告を表示させたり、動画自体を宣伝できたりもします。まだまだ競合が少ないので、クリック単価が数円ですむ場合もあります。もし他社が取り組んでいないなら取り組むべきです。


また、広告がウェブに移行している中で、優れたダイレクトマーケターは既存顧客へのDMを怠りません。ポスに入っているものといえば、ほとんど1枚だけのビラばかりでしょう。しっかりした、厚みのある封筒を使うだけで反応率は劇的に上がるかもしれません。


アメリカではビザの箱にDMを入れたりする、そんなこだわりのマーケティングもあります。日本でそこまでしている人はいないんじゃないでしょうか?郵送費の上昇以上の効果が得られるかもしれません。


珍しい媒体でなくても、工夫次第で「競合がいない」状態にもできるのです。


他社がやっていないマーケティングをしてみる。そんなことを意識してみてはいかがでしょうか。



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    Yoshihiro Mashiyama

    広告、セールスプロモーション、コピーライティングなどを経験。リスティング、ウェブバナー、印刷広告、DM、FAXDM、メルマガなど、あらゆるダイレクトレスポンス媒体を用いてマーケティングを行う。

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